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兜に穴が開いてる!?

兜の頭のてっぺんには穴が開いているのをご存知ですか?

これは「八幡座」と呼ばれる頭の天辺に開いている穴となります。
省略されて塞がれているものもありますが、本来は穴が開いているのです。

八幡座と呼ぶには理由があり、天から神様がここに降りてきて、この兜をかぶった人を護ってくれるとして穴を開けていると言われている事から、そのように呼ぶとされています。

八幡座の穴には「天から神様が降りてきてくれる場所」と言う意味合いがあるとされている訳ですね。
この穴を通って自分に神様が入り込み、自分自身を護ってくれると考えていたようです。
また、八幡座には頭を蒸れないようにする役目も持っているとされています。
兜自体には通気性が全くないので、上に穴を開けて対処していたようです。
いくら戦闘中とは言え、頭が蒸れてしまっては能力が落ちてしまいかねませんからね。
天辺に穴を開けてもここなら刀を通すような所ではありませんし、弓矢も入りにくいのでちょうど良かったのかもしれません。

製作する側からすると、頭の天辺に穴を開けて作る方が手間がかかるのです。
穴の周りに装飾を施したり、仕上げの処理もしなければなりませんからね。
特に穴が開いていたからと言って造りやすいと言う事はありません。

兜の種類の中には南蛮兜のように穴が開いていないのが通常とされるものもあります。
さまざまな形状やデザインの兜があるので一概には言えませんが、安土桃山時代ごろまで続いた大鎧タイプの甲冑兜にはほとんど八幡座がありますね。

機能美と様式美を兼ね備えた大鎧には八幡座のようにどこか神秘めいた部分が多くあるのですが、そのほとんどに理由やいわれがあるので奥が深いんですよね。
八幡座
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- | 2017/11/30 3:05 AM
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