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鯉のぼりの棒の先端に付けるもの♪
≪マンガ豆知識 五月人形編≫

 誰かに話したくなっちゃう端午の節句飾りに関する
さまざまな豆知識を
主人公の“ヒナちゃん”と弟の“タロくん”が
“金太郎”と“コイちゃん一家”と一緒に
マンガで楽しくご紹介しちゃいます



漫画豆知識


【鯉のぼりの棒の先端に付けるもの♪】

鯉のぼりを揚げるには欠かせない物に「ポール」があります。
鯉のぼり購入の際には忘れられがちで陰の存在のようになっていますが、これが意外と重要な物なのです。

昔は丸太(杉などの木材)や竹を使っていましたが、
保管中に腐ってしまったり重くて大変だったりするため、
今では伸縮式で取り扱いがしやすいアルミ合金製のポールが
多く使われています。

そのポールの一番上に付いている物は「矢車」と呼びます。
矢羽根を車輪のスポークに見立て、輪にして2つ飾ります。
ちょうど2輪車のような感じになっていますね。
その車輪の中央上部には「回転球」が付いています。
回転球は昔の「駕籠玉(かごだま)」の名残りですね。

今では見慣れた物となっている「矢車」ですが、
現在のような形の矢車が出来上がったのは近年になってから
なんです。意外と歴史的には浅いものなんですね。

昭和29年頃から矢車の大量生産が確立し、
広まりだしましたので、それまではごく一部の地域で
飾られている物にすぎませんでした。
アルミや銅板を使って大量に作られるようになって、
全国的に鯉のぼりのポールに取り付けられるようになって
いきました。

では、それまではポールの先端には
何が取り付けられていたのでしょう?

一番最初の起源としては、鯉のぼりのポールとして立てられた
丸太や竹の棒の先には、「招代(おきしろ)」と呼ばれる
神様を呼び寄せるための目印が付いていました。
目印となる招代は、赤や黄色などの色の付いた単純な布切れでした。この招代が発達して今の「吹流し」になっていきます。

しかし、階級制度が厳しかった武家社会では、階級が上の、
ごく一部の人にしか「招代」を立てる事が許されていませんでした。そこで、一般の市民や商家では、「鯉のぼり」を揚げて「招代」の変わりとするようになっていったのです。

表立って「招代」を付ける訳にはいかないですが、いくら鯉のぼりが揚がっているとはいえ、やはりポールの先端に何もないのでは治まりが悪い。ましてや天に向かっているものですしね。

そこで、地方によって違いはあるものの、
「お榊(さかき)」や「桑杉・柏などの葉」等を棒の先に
結わい付けて鯉のぼりを揚げていたそうです。

江戸時代も末期になってくると、庶民のお節句もだんだんと華やかになり、一部の地方で「駕籠玉」を付けるようになってきました。これは「福」や「幸い」がたくさん入ってくるようにと、駕籠を球状にして天に向けてさしたのが始まりとされているようです。

始めは駕籠の中にお榊や桑や杉の葉などを入れて
立てていたのですが、だんだんと派手になってきて、
駕籠自体を「金箔」で貼るようになりました。

キラキラと天で輝くように目立ったため、
金箔の駕籠玉はあっという間に全国的に広まっていきます。
今でも地方へ行くと見受けられますよね。

このように鯉のぼりのポールの先端にも時代と共に
様々な流行がありました。

今では全盛期を迎えている「矢車」ですが、
数十年後の鯉のぼりのポールの先にはいったい何が取り付けられているのか?私にも想像出来ません。

もしかしたら、また柏の葉を付けるのが流行っていたりして。
あ!私だったら柏餅かな?♪

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