なんで兜に穴が開いてるの〜?
《マンガ豆知識 五月人形・鯉のぼり編》
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【なんで兜に穴が開いてるの〜?】
【兜頭頂部の八幡座の秘密】
参考ブログhttp://shukoh.jugem.jp/?eid=13
当たり前のような話ですが、
兜ってかぶれるように出来てます。
その兜のちょうど頭にあたるてっぺんの部分には、
ぽっかり穴が開いているのをご存知ですか?
これは「八幡座」と呼ばれる頭の天辺に開いている穴となります。
兜の中には省略されて塞がれている種類のものもありますが、
本来は穴が開いているのです。
兜に穴が開いているなんて、普通じゃなかなか想像出来ないですよね。
ここを八幡座と呼ぶにはちゃんとした理由があるのです。
天から神様がこの八幡座に降りてきて、
この兜をかぶった人を「護ってくれる」として穴を開けていると言われている事から、
そのように呼ぶとされています。
八幡座の穴には「天から神様が降りてきてくれる場所」
と言う意味合いがあるとされている訳ですね。
この穴を通って自分に神様が入り込み、
自分自身を護ってくれると考えていたようです。
また、八幡座には頭を蒸れないようにする役目も持っているとされています。
兜自体には通気性が全くないので、
上に穴を開けて対処していたようです。
いくら戦闘中とは言え、
頭が蒸れてしまっては集中力も体力も落ちてしまいかねませんからね。
天辺に穴を開けてもここなら刀を通すような所ではありませんし、
飛んでくる弓矢も入りにくいのでちょうど良かったのかもしれません。
実は、製作する側からすると頭の天辺に穴を開けて作るのはとても手間がかかるのです。
穴の周りに装飾を施したり、
仕上げの処理もしなければなりませんから、
手間以外にも部品代なども余分にかかります。
特に穴が開いていたからと言って造りやすいと言う事は無いのです。
兜の種類の中には南蛮兜のように穴が開いていないのが通常とされるものもあります。
さまざまな形状やデザインの兜があるので一概には言えませんが、
安土桃山時代頃まで続いた大鎧タイプの甲冑兜にはほとんど八幡座がありますね。
南蛮兜は鉄砲の伝来とともに発達改良されてきた甲冑ですから、
鉄砲の弾を弾く形状でなければいけません。
なおかつ大事な頭部に穴が開いていてはかなり不都合だったのではと思われます。
ですので、鉄砲伝来以降に作られた甲冑には
八幡座が無いものや全く無いデザインのものが主流になっていきます。
機能美と様式美を兼ね備えた大鎧には八幡座のようにどこか神秘めいた部分が多くあるのですが、
そのほとんどに理由やいわれがあるので奥が深いんですよ。
単純に形が決まっているのではなく、
甲冑には必要不可欠な機能と伝統的な様式美、
なにより精神的な部分が色濃く反映されているようですね。
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