雛人形・五月人形・鯉のぼり・日本人形・羽子板・破魔弓を製造直売しています!

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端午の節句おめでとうございます♪

みなさんこんにちは、秀光人形工房の金子です。
今年もたくさんのみなさまに秀光人形工房並びに直営各店をご利用いただきました。
誠にありがとうございます。m(__)m

当工房では、「羽子板」「破魔弓」などのお正月飾りをはじめ、

「雛人形」「五月人形」「鯉のぼり」などのお節句人形をたくさん製造し卸や小売販売しております。

 

これからの時期、10月までは海外へのお土産に最適な「日本人形」

とっても大きなジャンボ「ぬいぐるみ」など、

みなさまに親しまれるようなお人形をたくさんご紹介させて頂きます。

5月から、秀光人形工房ではいよいよ製造まっさかりの期間となります。
より多くのみなさまに喜んでいただけるお人形造りを目指して、

スタッフ一同より精進していく所存で参ります。
今後とも、秀光人形工房並びに直営各店をどうぞよろしくお願いいたします。

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鯉のぼりと五月人形のしまい方!

みなさんこんにちは、秀光人形工房の金子です。
今日の鯉のぼりフェスティバルは晴天にも恵まれて、かなりの賑わいでしたね♪

●鯉のぼりのお洗濯としまい方●

鯉のぼりはドライクリーニングも洗濯機も使えません。洗うといっても水洗いぐらいしか出来ないのです。どうしてもと言う場合のみ、極薄く希釈した中性洗剤で着け置き洗いして下さい。でも、ちゃんとしっかりすすいで下さいね!
一番怖いのはカビてしまう事ですので、しまう前にはじゅうぶん乾燥させてから畳んで下さい。乾燥が不十分だとカビや臭いの元になる場合があります。

お口の所にある「口金」は針金やワイヤーが入っていますので、錆や変形しないように気を付けてしまって下さい。曲がっている場合は若干でしたら手で修正する事が出来ます。
鯉のぼりの折りたたみ方には特に決まりがありません。
小さく折りたたむコツとしては、口金の大きさを基準に、鯉の上下を内側に折り入れてから、(上下の部分を横線で折る感じですね。)頭の部分から尻尾の方へ、口金の大きさを基準にクルクルと巻くようにたたんでいきます。

【 鯉のぼりの揚げ方、しまい方 】

●五月人形のしまい方●

五月人形にはたくさんの種類がありますが、しまう時に気を付けなければならないのはどの種類も同じですね。

内飾りの鎧兜などの甲冑をしまう時は「ホコリ」に気を付けて下さいね。埃は繊維の中に深く入り込み、なかなか取れなくなってしまう事もあります。
毎日やらなければならない訳ではありませんが、やはり最後のしまう時にはいつもよりも多めにはたきをかけた方が良いでしょう。

はたきをかける時には金具や木製の竜頭(おでこの所にある龍の彫り物)には特に気を付けて下さい。木製の物は壊れやすい物が多いので細心の注意が必要です。

甲冑は基本的にお櫃と呼ばれる木の箱にしまう物が多いのですが、この箱にしまう時は内容物をキチンと紙で包んだり袋に入れたりしてしまって下さい。
中で擦れあったり押されて変形したりしない様にし、適度にパッキンを詰めると良いでしょう。過度なパッキンは変形のもとになるのでご注意下さい。

新聞紙などをパッキンにした場合、毎年お取替えした方が湿気を取ってくれるので良いと思います。

【 五月人形の飾り方、しまい方 】

内飾り・外飾り共に樟脳は入れない方が良いでしょう。樟脳やナフタリンなど、入れるだけで反対に品物を悪くしてしまう場合があります。

樟脳よりも乾燥剤の方が効果的です。一番の天敵は湿気とカビです。
しまう場所もなるべく高い所や乾燥した所を選んで下さい。場所によっては意外なほど湿気がある場合があります。

「また来年会いましょう!」
そんな気持ちでしまって頂ければ、来年もきちんとした形で再会する事が出来ると思いますよ(^▽^)v

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【テレビ出演】鯉のぼり職人になろう!?

みなさんこんにちは、秀光人形工房の金子です。



明日の4日の早朝、TBS系列の早朝のニュース番組「ニュースバード」の中のコーナー「お仕事ゼミナール」で、当工房の鯉のぼり職人「川尻金龍」師が出演いたします。

(地上波放映は4時45分から5時30分です。)

現役女子大生のお姉さんが就職活動のために各地の職人を尋ねて一日体験をしていくといった趣旨のコーナーなんですが、今回は鯉のぼりを作る職人になるために修行に来たという設定なんだそうです。



やってきたのはかわいい感じの新米キャスター?の大学4年生の「滝本沙奈」さん。

初々しいながらもしっかりとしたお嬢さんでした。

ディレクターさんの指示に一生懸命答えられるようにがんばって収録に挑んでいましたよ。



80歳の川尻師 VS 女子大生のお姉さん。

収録現場を見ている限りではどちらも負けていないぐらい面白いキャラクターのお二人でしたけど、はたしてディレクターさんはどのように編集されているのか!?



収録は朝から夕方までかなり長い時間かかって行われたのですが、そのへんも含めて見ていただけると楽しいかもしれませんね。

カワジリテレビ取材
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端午の節句で使うお花と遊び

みなさんこんにちは、秀光人形工房の金子です。
今日は五月五日の日にまつわるお花についてです。(^-^)ノ

端午の節句の時に飾るお花は、やはり「菖蒲」のお花を飾ります。

菖蒲のお花と葉を上手く組み合わせて生けましょう。男の子のお節句に相応しいように、力強く伸び伸びと飾り付けます。長細く背の高い花瓶を使ったり、逆に平たい背丈の低い器で飾ると良いでしょう。どちらにしても、花の背丈を高めにとり、上に伸びる様に男性的に生けます。

菖蒲は花と葉を別々に扱いますが、まずは中心に来る花の丈を決めましょう。その後花の前側や根元を隠すように葉株を配置します。あまり技巧的に凝った作りにするよりも、素材の良さを活かした活け方を心がけましょう。菖蒲は長く握っていると痛みやすいので、手早く生ける様にします。

では、なぜ菖蒲の花が端午の節句の代名詞ともなるほどのお花なのでしょう。平安時代になると端午の夜に菖蒲を枕の下に敷いて寝る「菖蒲の枕」や、節会では菖蒲草を冠にいただき騎射(うまゆみ)が行われるなど、端午の節句において古くから認識され、伝統になったといた事が分かります。

古代中国ではこの時期に成長する「菖蒲(あやめ)」や「よもぎ」等の薬草を軒に差したり体に取り入れたりして厄除けをする風習がありました。この習慣から、端午の節句を「菖蒲の節句」とも言われています。

江戸時代以降、この菖蒲(しょうぶ)が「尚武」に通じる事から、男子の武運栄達、健やかな成長、お家の永代繁栄を願う行事として発展していきました。

五月人形の近くに飾る場合は、場所を取らないように縦長に活けるのがコツですね。
但し、毛氈(もうせん)は水に弱いので注意が必要です。

【菖蒲を使った伝承節句遊び】

端午の節句には、昔は、印地打ち(いんじうち)という石合戦や、木刀、木槍などで戦ごっこをする印地切り(いんちじきり)、菖蒲を縄のように編んで地面を叩いて、音の大きさを比べて勝負を争う菖蒲叩き(しょうぶたたき)という遊びが行われました。これらは現代ではほとんど行われなくなっています。

男の子の遊びは外遊びが数多く残されています。竹馬や駒回し、凧揚げなども今でも遊ばれています。
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端午の節句のお料理と飲み物

みなさんこんにちは。秀光人形工房の金子です。
今日は昨日に続いてお節句のおもてなしに関するお話です♪

『端午の節句のお料理』

端午の節句の時のお料理は、男の子が健康でいられるようにとの願いが込めれたお節句である事から、「成長」を感じさせる食材を使う事が多いようです。
伝統的に伝わる端午の節句の時の献立としては、
「筍(竹の子)ご飯」
「海老のお吸い物」
「カツオのタタキ」
「鯉の甘酢あんかけ」
「鯛めし」
「筍の煮物」
等があります。

男の子の無事の成長と出世を祈願して行われる端午の節句にちなんで、お節句のお料理にはこの願いを託すようなものが多く使われて来ました。代表的な物として、出世魚であるスズキ、ボラ、ブリなどを使う風習があります。出世魚とは、成長して大きく育つに従って名前の変わっていく魚を差します。

初夏のこの時期に旬となるカツオも、勝つ男に賭けて欠かせない食材とされています。他にも中国の昇龍門伝説になぞられて揚げられる鯉のぼりにちなんで、鯉も多く使われます。お頭付きで丸揚げされた鯉を、甘酢あんかけで仕上げた料理が良いでしょう。鯉は古来日本でも滋養強壮の源とされ、良質な栄養が取れる事から特に珍重されてきました。

山の幸である野菜では、芽を出すものや成長の早いものが特に喜ばれ、ワラビやヨモギ、筍(たけのこ)や木の芽等が使われています。特に筍は真っ直ぐ天を突く様に伸びていき、成長も早い事から、端午の節句には欠かせない食材とされています。

『端午の節句のお菓子と飲み物』

お子さんと一緒に楽しむ時にも、欠かせないのは「柏餅」や「しょうぶ酒」でしょう。柏餅の柏の木は、おめでたい樹とされ、古代中国の伝説からは霊力があると考えられており、けがれ無きお子様を悪霊から守ってくれるものとして尊ばれていました。その柏の木の霊力を我が家、引いては我が子に導く為にも、柏餅は欠かせないお菓子となっています。
柏餅と並んで端午の節句に用いられる物として「草餅」があげられます。草餅に使われるヨモギには消毒作用があり、古くから薬草としても珍重されていました。このヨモギをお餅の中に入れて食べ、健康を願ったとされています。

菖蒲(しょうぶ)酒はしょうぶの根を刻んで浸したお酒。邪気を払う飲み物として古くから端午の節句に飲まれてきました。しょうぶは尚武に通じ、解毒作用もある事からしょうぶの根は特に尊ばれていました。しょうぶは葉根なので、葉の部分を使います。菖蒲湯なども効果的とされています。
しょうぶは現在もお節句用にお近くのお花屋さんやスーパーなどで手軽に販売されています。菖蒲酒は、小さなお子さんに飲ませる時には、ジュースなどに菖蒲の葉を浮かべて与えてあげるのが良いでしょう。

端午の節句が伝統行事だからと言って、昔からのしきたりどおり料理を作るばかりが良いとも限りません。ちょっとした工夫やアイデアで、みんなが喜ぶ端午の節句料理が出来ると思います。端午の節句にちなんだ形や食材を利用し、ご家族みなさんで楽しくお料理して下さいませ。
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