雛人形・五月人形・鯉のぼり・日本人形・羽子板・破魔弓を製造直売しています!

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夏のご挨拶

みなさんこんにちは、秀光人形工房の金子です。



*---*---*---* お知らせです *---*---*---*

秀光人形工房は7月から8月まで、不定期にお休みをいただいております。

お客様とのご連絡や店舗の開店状況など、ご迷惑をおかけしてしまう場合がございますがご了承下さいませ。

なお、お急ぎのご注文などがございましたらその旨改めてご連絡いただきますと助かります。

なにとぞよろしくお願いいたします。m(__)m





早いものでもう夏!船ですね。

夏場の工房はけっこうさびしいもので、毎日同じ顔ぶれでせっせとお人形を作る毎日です。おてんき

冬場は毎日たくさんのお客様や業者の方がいらっしゃってとてもにぎやかな時間が多いのですが、この夏場の時期はさすがにあまり一般のお客様はいらっしゃいませんからね〜。

その代わりといっては何ですが、通常冬場の繁忙期にはいらっしゃらないような業者の方がご挨拶にたくさんお見えになります。

年に一度のご挨拶♪って感じでしょうか。

忙しい時は電話だけでやり取りしていますからね。

会ってお話しすると繁忙期とはまた違った感じになりますね。



やはり私もこの時期を利用していろいろな工房や工場、関連業者さんの所へ伺います。

毎度の業者さんも多いのですが、遠方の業者さんですとなかなか行けませんからね。

どうしてもご無沙汰になっちゃうのですが、やはり年に一度ぐらいはお会いしておかないとまずいですよね。

そうは言いながらも一度もお会いしていない業者さんもたくさんいらしてたりして。。。



毎日同じ顔ぶれとは言いましたが、7月8月は交代でお休みをとったりもしますので意外とそうでもないかもしれません。

全員が揃ったりする事も少ないですね、そういえば。。。



9月も中旬になると生産体制も本格的になりますし、来年の準備も忙しくなりますのでまた繁忙期の幕開けです。

でもやっぱり寒くなってこないと調子が出てこないのも一種の職業病ですね。星

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七夕もお節句の一つなんですよ♪

こんにちは、秀光人形工房の金子です。

みなさんは七夕の行事を知ってはいても、七夕はお雛さまの桃の節句や五月の端午の節句と同じ「五節句」の一つだと言う事はなかなかご存じないかと思います。

七夕(たなばた)はベガ(織姫)とアルタイル(ひこ星)が年に一度だけ会う事が許された夜と言う伝説を元にしたとってもロマンティックなお節句なのです。

この「七夕伝説」自体は中国のものですが、日本にも元々有ったと言われているお節句の行事とうまく融合されて現代まで伝わっていると言われています。
現在のような七夕のスタイルは奈良時代頃に確立されたようですが、広く庶民にまで広がったのはやはり太平の江戸時代になってからのようですね。

桃の節句や端午の節句と同様に、実は七夕の節句にも戒めや教えなどの「教育的要素」が含まれています。

七夕伝説を簡単にご紹介しますね♪
昔々、天の川の両脇に住んでいた機織りがとても上手な娘で星空を支配していた天帝と言う神様の娘「織女」と、働き者で賢明な牛飼いの青年「牽牛」が、天帝の導きで結婚したとたんに働くのをサボって二人で遊んでばかりいるようになってしまいました。
天帝は二人に仕事もするように忠告をしましたが、二人は全く聞き入れませんでした。
やがて怒りにふれた天帝は元の天の川両脇へとこの二人を引き離し、元の仕事に付くよう命じてしまいます。
そして年に一度、7月7日の夜だけ天の川を渡って会う事を許したのです。
たくさんのカササギの群れが翼を広げ、天の川に「鵲橋(じゃっきょう)」をかけて織姫と彦星の出会いをとりもちます。
いつも仕事ばかりの二人にとって、この時はまさに至高の一時となるのでした。

残念ながら私には織姫のような素敵な人はいませんが…(^∇^;)
仕事は怠けずにやらなければいけないな〜っと思うのでした。(^^ゞ

さて、この7月7日は七夕伝説にちなんだ年中行事が全国でみられます。
仙台や平塚の七夕祭りはとても有名ですよね。
他にも大阪や山口、大分などでも盛大に行われています。

気になる七夕の夜の天気ですが、気象庁によると、過去30年間7日が晴れとなるのは東京33%、名古屋20%、那覇53%なのだそうです。
やはり梅雨の時期なのであまり高い確率では無いですね。
昔はこの日を「洒涙雨(さいるいう)」と言って、雨で夜空を渡れずに七夕に会えなかった2人のうらみの雨とも、別れを悲しむ雨とも言われているそうです。
でも、実際の旧暦7月7日は今よりも一ヶ月も後の季節になります。
この頃でしたら梅雨も終わって現代よりももっと会える確率が高かったかもしれませんね。星
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