東京見本市展示会に行ってきました♪
みなさんこんにちは、秀光人形工房の金子です。
先日、東京で節句人形業界向けの見本市展示会に行ってきました。
東京は浅草寺の近くの産業会館で毎年この時期に行われているのです。
実はこの東京の見本市展示会、私自身はここ何十年も行っていませんでした。
ちょうど見本市展示会の開催しているこの時期には他の大事な仕事と重なってしまうため、どうしても行く事が出来なかったのです。
しかしながら幸いな事に、今年は上手い具合に日程が合ったために、かなり久しぶりに展示会に参加したという訳です。
久しぶりに見本市展示会を覗いてみた感想なんですが・・・
何十年ぶりだというのにほとんど変わっていませんでしたね〜(^^ゞ
当工房の今期の仕入れや受発注は全て終了してしまっていますし、すでに今年の新作は5〜6月の時点で拝見してしまっているので、今から見ても商品自体に目新しさがある訳では無いのですけどね。
ただ、雰囲気と言うか行われている内容と言うか、良くも悪くも全体的な感じが変わっていないように思えました。
東京の見本市展示会会場内には約20社ほどのブースがあり、ほとんどが東京の問屋さんと甲冑のメーカーさんで占められています。
東京の問屋さんといっても、大手の問屋さんもあるのですがやはり中規模の問屋さんが多く、9月と言う時期的なものもあってあまり大きな商談は行われていないのが現状です。
節句人形業界では、東京の問屋さんより地方都市の問屋さんの方が元気が良いようですね。
それでも全国各地からいらっしゃるお客さん(小売屋さん)はたくさんいますので、とても忙しく対応されていました。
甲冑のメーカーとは「五月人形用の鎧や兜」などを製作しているメーカーを差します。
甲冑メーカーとしての新作はすでに5月から6月に発表されているのですが、これは主要な問屋さん用に公開されているだけですので、一般の小売屋さんには今回の東京の見本市がお披露目となります。
東京の見本市展示会は9月に開催となっていますので、節句人形業界でも商戦間際の最後の見本市展示会となります。
当工房のような製造側から見ると、実際9月に小売屋さんから発注をもらっても、お節句の販売時期には間に合わないのです。
そこで、節句人形の販売時期では一番最後になる「五月人形」がメインになってしまうのです。
当工房製作の節句人形も問屋さん経由で展示していただいていますが、すでにほぼ見込みで受注はいただいておりますので、東京の見本市展示会での追加受注は毎年あまり期待しておりません。(^^ゞ
今からでは間に合わない事の方が多いですからね・・・
そんな見本市展示会の中で、とっても面白い展示をしているブースがありました。
鯉のぼりメーカーの徳永鯉のぼりさんです。
当工房も長年お付き合いいただいているのですが、徳永鯉のぼりさんは独自のルートと人脈を使って毎年面白い企画やイベントをおこなっていらっしゃいます。
今年の展示は、鯉のぼりメーカーさんらしく自社の製品となるたくさんの鯉のぼりとともに、去年行われた「鯉のぼりの生地や素材を使って行われたファッションショー」の作品を並べていらっしゃいました。
この作品は全部で7点飾ってあったのですが、実はもっとたくさん作られていたそうです。
なんでもとても有名な方の作品らしく、その方のショーで公開された後、チャリティーでオークションにかけられて販売されてしまったそうです。
徳永鯉のぼりさんとしてはこの作品を記念に欲しかったらしく、自らオークションに参加されて競り落とされたそうです。
かなり真剣に競って落札を目指していたそうですが、やっとの事で7点のみの落札となったとの事でした。
作品制作に使用された鯉のぼりやその素材は全て無償で提供されたらしく、「ただであげた自社のものを、お金を払って買い戻した」と言う事だそうです。
名目上はチャリティーだから仕方が無いと言えば仕方が無いですけどね。(^_^;)
どの作品も出来栄えは素晴らしく、鯉のぼりの絵柄の特徴を良く捕らえられていてクオリティーも高い仕上がりとなっていましたよ♪
せっかく行った見本市展示会の一番の収穫がこのドレスの作品群だったというのがちょっと寂しい気もしますが、見本市展示会ならではの華やかさを発見出来たという事で良しとしましょう(*^▽^*)v
来年はもっと元気な東京の見本市展示会が見られるよう、節句人形業界ががんばって発展していけたら嬉しいなっと感じた一日でした。
先日、東京で節句人形業界向けの見本市展示会に行ってきました。
東京は浅草寺の近くの産業会館で毎年この時期に行われているのです。
実はこの東京の見本市展示会、私自身はここ何十年も行っていませんでした。
ちょうど見本市展示会の開催しているこの時期には他の大事な仕事と重なってしまうため、どうしても行く事が出来なかったのです。
しかしながら幸いな事に、今年は上手い具合に日程が合ったために、かなり久しぶりに展示会に参加したという訳です。
久しぶりに見本市展示会を覗いてみた感想なんですが・・・
何十年ぶりだというのにほとんど変わっていませんでしたね〜(^^ゞ
当工房の今期の仕入れや受発注は全て終了してしまっていますし、すでに今年の新作は5〜6月の時点で拝見してしまっているので、今から見ても商品自体に目新しさがある訳では無いのですけどね。
ただ、雰囲気と言うか行われている内容と言うか、良くも悪くも全体的な感じが変わっていないように思えました。
東京の見本市展示会会場内には約20社ほどのブースがあり、ほとんどが東京の問屋さんと甲冑のメーカーさんで占められています。
東京の問屋さんといっても、大手の問屋さんもあるのですがやはり中規模の問屋さんが多く、9月と言う時期的なものもあってあまり大きな商談は行われていないのが現状です。
節句人形業界では、東京の問屋さんより地方都市の問屋さんの方が元気が良いようですね。
それでも全国各地からいらっしゃるお客さん(小売屋さん)はたくさんいますので、とても忙しく対応されていました。
甲冑のメーカーとは「五月人形用の鎧や兜」などを製作しているメーカーを差します。
甲冑メーカーとしての新作はすでに5月から6月に発表されているのですが、これは主要な問屋さん用に公開されているだけですので、一般の小売屋さんには今回の東京の見本市がお披露目となります。
東京の見本市展示会は9月に開催となっていますので、節句人形業界でも商戦間際の最後の見本市展示会となります。
当工房のような製造側から見ると、実際9月に小売屋さんから発注をもらっても、お節句の販売時期には間に合わないのです。
そこで、節句人形の販売時期では一番最後になる「五月人形」がメインになってしまうのです。
当工房製作の節句人形も問屋さん経由で展示していただいていますが、すでにほぼ見込みで受注はいただいておりますので、東京の見本市展示会での追加受注は毎年あまり期待しておりません。(^^ゞ
今からでは間に合わない事の方が多いですからね・・・
そんな見本市展示会の中で、とっても面白い展示をしているブースがありました。
鯉のぼりメーカーの徳永鯉のぼりさんです。
当工房も長年お付き合いいただいているのですが、徳永鯉のぼりさんは独自のルートと人脈を使って毎年面白い企画やイベントをおこなっていらっしゃいます。
今年の展示は、鯉のぼりメーカーさんらしく自社の製品となるたくさんの鯉のぼりとともに、去年行われた「鯉のぼりの生地や素材を使って行われたファッションショー」の作品を並べていらっしゃいました。
この作品は全部で7点飾ってあったのですが、実はもっとたくさん作られていたそうです。
なんでもとても有名な方の作品らしく、その方のショーで公開された後、チャリティーでオークションにかけられて販売されてしまったそうです。
徳永鯉のぼりさんとしてはこの作品を記念に欲しかったらしく、自らオークションに参加されて競り落とされたそうです。
かなり真剣に競って落札を目指していたそうですが、やっとの事で7点のみの落札となったとの事でした。
作品制作に使用された鯉のぼりやその素材は全て無償で提供されたらしく、「ただであげた自社のものを、お金を払って買い戻した」と言う事だそうです。
名目上はチャリティーだから仕方が無いと言えば仕方が無いですけどね。(^_^;)
どの作品も出来栄えは素晴らしく、鯉のぼりの絵柄の特徴を良く捕らえられていてクオリティーも高い仕上がりとなっていましたよ♪
せっかく行った見本市展示会の一番の収穫がこのドレスの作品群だったというのがちょっと寂しい気もしますが、見本市展示会ならではの華やかさを発見出来たという事で良しとしましょう(*^▽^*)v
来年はもっと元気な東京の見本市展示会が見られるよう、節句人形業界ががんばって発展していけたら嬉しいなっと感じた一日でした。