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スポーツの秋!!その由来は東京オリンピック!!

こんにちは  秀光人形工房 タキです

といえば・・・スポーツの秋!!

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それには、東京オリンピックが関係しているって
皆さんご存知でしたか

オリンピックとは、2800年前から始まったスポーツの祭典!
4年に一度開催される世界的なスポーツの祭典です。


スポーツを通した人間育成と世界平和を究極の目的とし、
夏季大会と冬季大会を行っています。


2012年にはロンドンで記念すべき第30回オリンピック競技大会が
開催され、世界204の国・地域から選手が参加し
26競技302種目が実施されました


1964年10月10日に東京オリンピックが開催され
以降10月10日が「体育の日」という祝日になり、
スポーツ振興に一役買いました。
(現在はハッピーMondayで10月第2月曜日に変更になりましたね


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今は夏季オリンピックといえばお盆休みあたりに開催されている
イメージですが、この時は10月に開催されたんですね


前回の東京オリンピックの時には、
東海道新幹線や東京モノレールが開通したり
カラーテレビが普及したり、
経済面でもものすごく盛り上がったオリンピック

余談ですが、5色の鯉のぼりが登場したのも
東京オリンピックの影響です!(笑)


それまでは、黒と赤しかなかったそうですが
もう今ではカラフルな鯉のぼりが当たり前になりましたね!!

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2020年には再び東京でオリンピック&パラリンピックが
開催されます

オリンピック競技大会の終了直後に同じ場所で開催されている
障がい者を対象とした、もうひとつの(Parallel)オリンピックがパラリンピック

障がいを乗り越える…というより、
共生していく姿勢の中に感動があり
みんな違ってみんないい…の精神のように、
みんなが相手を尊重しあう時代の象徴の大会になるといいなと思います


そんなスポーツの秋。
何か新しいスポーツを始めてみるのもいいかもしれませんね。


まずは、ネットで情報収集!!
というわけで、
結局ゴロゴロしてしまうのが私流なんですが…ね(笑)


皆様、ステキな秋をお過ごしください(^^♪

 

 

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ホッと一息♪スタッフのひとりごと | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

9/9はひな人形を飾る?!重陽の節句と大人の雛祭り「後の雛」

こんにちは、秀光人形工房の馬場です

7月・8月は子供が夏休みに入りあわただしい毎日でしたが

皆様はどの様にお過ごしになられましたでしょうか

お盆には精霊馬を作りましたが、娘が興味津々で見ていたので
余ったキュウリを渡したら…謎の物体が出来上がっていました

こうしてみると日本には四季折々色々な行事がありますよね
1月の七草の節句に始まり

7月の七夕まで色々なお節句行事が過ぎて行きましたが
9月にもお節句行事があることをご存じでしたでしょうか

それは・・・・

9月9日『重陽の節句(菊の節句)』です

1月7日【人日の節句・七草の節句】、3月3日【上巳の節句・桃の節句】
5月5日【端午の節句・菖蒲の節句】、7月7日【七夕・竹の節句】

に続く5番目の節句がこの重陽の節句なんです

私は全く知らぬ存ぜぬで何十年と過ごしてしまいました

しかも重陽のお節句には【後の雛】という何とも素敵な響きの風習まであるとの事
これは秀光人形工房で働く身として知らないわけにはいかないと調べてみました

中国では奇数は縁起のよい陽の数とされ、

3月3日、7月7日など奇数が重なる日が幸多い日と考えられていました
その中でも一番大きな陽の数である9が重なる9月9日を「重陽」と呼んで、
おめでたい「重陽の節句」として来たんだそうです

日本では奈良時代から宮中や寺院で、五節句の中でも最も盛大に祝われていたと言う重陽の節句

桃の節句では桃の花が添えられますが、重陽は菊の節句ということで菊の花が添えられます
華やかな中にも落ち着いた大人の雰囲気が漂いますよね

中国から伝来したばかりの珍しい菊を眺めながら宴を催し 

菊を用いて厄祓いや長寿祈願をしていたといわれています

そんな重陽の節句にともなう風習が「後の雛」(のちのひな)です
最近では大人の雛祭りと称され注目されているそうなんです

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後の雛とは
桃の節句(雛祭り)で飾った雛人形を、半年後の重陽の節句で虫干しを兼ねて再び飾り痛みを防ぐとともに、
人の分身として災厄を引き受ける役目もある雛人形を感謝と祈りをこめて大事に扱い
長持ちさせることで 健康、長寿、厄除けなどを願う江戸時代に親しまれた風習だそうです


今年は重陽の節句を我が家でも取り入れたいなと思い
重陽の節句ではどの様なものを用意したら良いのかな〜と

・・・アレンジも考えつつ調べてみました


菊酒 
本来は菊を漬け込んで作るそうです

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お酒に菊の花びらを浮かべてみるだけでも良いと思います(もちろん食用で)
風流な気分になりますよねお気に入りのグラスに散らせてもオシャレ〜


被せ綿(きせわた) 
前日に菊の花に綿をかぶせておき、
翌朝菊の露や香りを含んだ綿で身体を清めると長生きできるとされていたそうです
(正式には赤・白・黄の真綿(絹の綿)を用いるとのことです)

菊のリースを作って薄い綿ベールのように被せたアレンジでお部屋に飾ってみても素敵ですね
洋風なお家もあると思うのでピンポンマムもいいかなと思いました

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ピンポンマムは品種改良された西洋菊です
最近の和装婚でも大人気のお花
丸くてキュートな「ピンポンマム」なら洋風なお部屋にも素敵に飾れそうですよね

ガラスの食器に浮かべれば爽やかなフラワーアレンジに

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ガラス玉を一緒に入れてもキラキラしてお子さんも楽しめそうですね



菊湯
湯船に菊を浮かべて入ります

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菊の形のバスボムを代わりに入れても楽しそうですね


菊枕
菊を詰めた枕で眠り、菊の香りで邪気を祓います
菊のポプリやアロマテラピーグッズを枕元に置いても良いですね


菊合わせ
菊を持ち寄って優劣を競います今でいう菊のコンクールです

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この時期になると、菊まつりや菊人形展が各地で開催されていますよ


栗ごはん
江戸時代から重陽の節句に栗ごはんを食べる習わしがあり、

栗の節句」とも呼ばれています
栗ごはん大好きなのでお節句にかこつけて沢山食べようと栗を注文してしまいました


菊のお菓子
9月になると、菊をモチーフにした和菓子が販売されています

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あの尾形光琳が考案した「光琳菊」や菊の干菓子など
自分へのご褒美も兼ねて重陽にふさわしい品を取り入れられたらテンション上がりますね

お子さんとご一緒に準備されるのでしたらゼリー作りはいかがでしょうか
定番のゼリー型が菊の形っぽくっておすすめです

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重陽の節句の食べものには、不老長寿を願う気持ちが込められているので、
敬老の日(9月の第三月曜日)に活かしても良いですね


まさに菊尽くし
菊の花はもちろんのこと、

菊の食べ物、菊の文様の器、菊の絵など、いろいろなものを組み合わせてみてはいかがでしょうか

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雛人形を再び愛でながら菊の花びらを浮かべた菊酒を飲み美味しいものを食べながらのんびりと過ごすなんて
まさに大人の雛祭りですね

そんな今流行りつつある後の雛の影響でしょうか、
最近では大人になってからご自身の為の雛人形をお求めに秀光人形工房にいらっしゃるお客様も多いんですよ


私も子供の為に選んだお雛様は華やかで可愛らしいものでしたが・・・
秀光人形工房にあるお雛様で自分が素敵だな欲しいなと思うのは高級感のある落ち着いた雰囲気や色使いのお雛様ですね・・・

たとえばこちらのお雛様

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絢爛豪華な菊文様金駒刺繍
着物の柄が重陽の節句と後の雛にぴったりだと思っていて、今とても気になっています


もう一つダブルハートご紹介したいお雛様はこちらきらきら

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本格派の木目込み人形のお雛様きらきら
人気の伝統工芸士、一秀のお雛様です音符
丁寧に造りこまれたお雛様に、優美な曲線で仕上げた金色の塗り台が高級感がありますよねダブルハート
コンパクトサイズで飾りやすいのもポイントですグッド
お気に入りの花器に菊の花を活けてお雛様の横に飾ったら、とても素敵だと思います目がハートダブルハート

年月が過ぎた今、もう一度雛人形を今度はご自身の為にという目線で見てみてみませんか
きっと新しい発見できると思います

もちろんお子さんとお料理をしながら家族みんなで楽しむのも素敵ですし
菊尽くしでお取り寄せして自分へのご褒美にしたり
菊をテーマに持ち寄って女子会をしたりもありだと思います

大人になった今だからこそ飾るものやお料理も自由にアレンジしつつ
自分流に日本の古き良き文化を楽しんでみてくださいね

 

 

 

 

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